中小企業診断士として
中小企業に貢献する仕事ができる。
太田 さおり
コンサルタント / ‘21年9月入社
中小企業診断士
- M&Aの右腕
- 人事労務の右腕
- 売上アップの右腕
中小企業診断士に登録してすぐに入社を決断
もともと、政府系金融機関で営業担当として中小企業向けに融資をしていました。
その後、中小企業に転職し、財務担当として経営者に対し、数字を使った分析を提示していました。そのなかで、経営者から「会社を理解しきれていないね」というようなリアクションをいただいたことがあったのです。
今まで元銀行員として、数字を見て企業を理解するということをしてきましたので、そこで、「中小企業の経営とは何だろう？」という問題意識を持つようになりました。それをきっかけにして、中小企業診断士の勉強を始めました。勉強していくうちに理解が深まっていき、勉強が楽しくなってきました。
中小企業診断士試験に合格したのは2020年度で、診断士に登録したのは翌年2021年の8月です。入社したのは、その直後の9月になります。
入社直後から新規事業の立上げを担当
現時点で２種類の業務を手掛けています。
１つ目は、『補助金の右腕』という事業です。
中小企業の補助金の申請をするために、実際に採択まで持っていく事業計画書を作成するという事業内容です。
２つ目は、『M&Aの右腕』という新規事業の立ち上げです。
主に、後継者がいなくて悩んでいる中小企業経営者に対して、信頼できる会社を探し、M&Aをしていきましょうという事業内容です。
もちろん、買い手側の会社に対してもアプローチしています。
新規事業の展開や会社の成長を希望されている中小企業に対して仲介を行うことができるように事業の準備をしています。
勤務形態は、週４日は在宅勤務で、週１日はコンサルティング事業部会議に合わせて出社するという形です。勤務時間は、おおよそ一定ですが、日によって変えられるような柔軟性があります。
新人診断士でも自由な働き方で
中小企業に貢献する仕事に従事できる！
中小企業診断士に登録した後には、「ひとりの専門家として中小企業に役に立ちたい」という思いがありました。
診断士登録時には中小企業に勤務していたのですが、その会社は事業基盤がしっかりしていて、企業内診断士が必要という状況ではありませんでした。また、副業も禁止でしたので、その会社で企業内診断士として専門家となっていくようなビジョンが描けませんでした。
独立診断士としてやっていくことも考えたのですが、ちょっと立ち止まり、目的は独立ではなく、「専門家として中小企業に貢献すること」だと思い返しました。
そうして考えを整理していくなかで、『コムラッドファームジャパン』でならやりたいことができるのではないかと思うようになりました。
当社は、診断士試験合格後に実務従事を探している際に知りました。
いろいろ考えを巡らしているときに当社の応募要項を読み、新人診断士でも歓迎していただけ、自由な働き方ができるようでしたので、応募してみようと思いました。
OJTもOff-JTも充実
診断士としての経験値を蓄積中
私はまだ新人診断士ですので、当社に入社するまでベテラン診断士にお会いする機会がほとんどありませんでした。入社後、社長の平阪や役員の加藤と接し、「さすがだな」と思うと同時に、自分との経験値のギャップをとても感じました。
仕事をしていくなかで、勉強不足や経験不足を日々感じながら、それをどう補っていくかを考えています。
例えば、『M&Aの右腕』事業の立ち上げにあたり、M&Aのアドバイザーを育成する実践講座を、会社の研修制度で受講させていただいています。
講義は週１回、平日の午後にありますので、就業時間中に受講しています。
M&Aは、「中小企業のノウハウや技術を未来につないでいきたい」という自分の思いと、「今までの財務の知識や経験を生かして自分の専門性を磨くこと」、との両方を実現できる仕事だと思い、手を挙げました。
事業立ち上げにあたり、顧客ニーズなどマーケティング領域に関して、実際に業務をしながら診断士受験で勉強した知識を実践に落とし込んでいます。
平阪や加藤が、方向性を間違えないよう、逐一フォローやフィードバックをしてくれますが、私自身としても事業展開を考えながら進めています。例えば、顧客像設定というプロセスにおいて、前職まで中小企業やその経営者に数多く出会ってきた私の経験を生かすことができていると思います。
今は、まさに自分がやりたかった「中小企業診断士として、中小企業に貢献する仕事ができる」という喜びがあります。
一方で、当社の課題も見えてきて、今後、当社の強化にも貢献したいと考えています。
いろいろな意味で、いい会社に入れたと思っています。
当社には、中小企業診断士を取得した後、診断士としてやりたいことがある方には、やりたいことに挑戦できる環境と人がそろっています。
一度、ドアを叩いてみていただければと思います。
取材日：2021年10月29日
