INTERVIEW

社員インタビュー

『自己満足でもいいじゃない』という社風が好き。
いい意味で、それぞれ好きなことをやっています。

加藤 直

加藤 直

取締役・チーフコンサルタント / ’17年11月入社

中小企業診断士

目に留まったのが、『コムラッドファームジャパン』という会社の採用募集

新卒で大手IT系企業に入社したのですが、入社2年目にリストラがあり、私の上司や室長が退職してしまいました。その頃から独立を考え始めていましたが、本格的に退職してひとりでやっていこうと決めたのは、2017年に中小企業診断士に登録したのがきっかけでした。

何からやっていこうかとインターネットで検索していた時に目に留まったのが、『コムラッドファームジャパン」という会社の採用募集中という文字でした。どうせやるなら早い方がいいと思い、その年の11月には前職を辞めて、当社に入社していました。

その時はまだ、当社社長の平阪とは面識がなく、入社前の面接だけでは心配だったので、応募する前に、平阪が東京商工会議所で開催していたセミナーに、一個人事業主として潜入し、どのような人か探りに行きました。そして、この人なら大丈夫だと思って入社を決めました。

平阪は『資格の学校TAC』の講師をしていますので、面接で会った時には、「あっ、先生が来た」という印象でした。(笑)

入社当時はがむしゃらに走り抜けた。

今は、『補助金の右腕』というサービスを提供しています。中小企業診断士がよくやっている成果報酬型の補助金の仕事です。
その他には、『売上アップの右腕』という普通のコンサルティング的な仕事もしています。仕事量で言いますと、1対1ぐらいの割合です。

私が入社した当時は、平阪と私の2人だけでしたが、全国を飛び回り、「補助金できます」とセミナーで積極的に営業をかけていました。メーカーなど、沢山の企業からお声掛けいただき、多くの集客ができました。
しかし、その仕事をさばくのは平阪と私の2人だけでした。3月頃までセミナーをやっていたため、5月の締め切りまでに私だけで20件近くをこなさなければいけない状況でした。

現在のように、補助金の申請はこうやれば通るというノウハウも社内に蓄積できていない頃でしたので、どうすればいいか途方に暮れました。そこで、思いついたのが、当時並行して実施していた実務従事サービスに参加する中小企業診断士の方々に、そのまま外注をお願いするという苦肉の策でした。
そもそも、丸投げしたうえに、ノウハウも持っていない状況でしたので、採択率がかなり低かったのを覚えています。事業者の皆さまが、専門家に頼んでいるのですから、これではいけないと思いました。もちろん、今ではほぼ100%通す自信はあります。

その当時、私の中にはある作戦がありました。当社に入社すれば、最初はもちろん社員ですが、平阪社長が一人で運営しているのもわかっていましたので、自分が出来るようになれば、早々に役員にはなれると考えていました。
もちろん、役員になれば、責任をもって売上を立て、会社の経営を考えていかなければいけなくなるのですが、一人で独立してやるよりは、リスクは低いと考えました。

もちろん、独立診断士の先輩の皆さまにも、どのような計画をもって独立に踏み切ったのか、いろいろと聞いてみました。ところが、返ってきたのは「なんとなく、大丈夫でした」というような答えがほとんどだったのです。
つまり、計画もないままひとまずやってみたら、それがたまたまうまくいったということなのです。独立したとしても、先輩の紹介や公的機関の仕事に頼り、なんとかしのいでくのはどうかと思いました。
そもそも、公的機関の仕事は国の予算に大きく左右されますし、先輩の紹介も、外注で依頼してもらえるのは、自分ではやりたくない案件や、自分ではさばききれない案件だけになってしまいますので、そこから広げていくよりは、当社のような会社に入り、自分から仕事を取っていく方が効率的ではないかと思いました。

入社当時はがむしゃらに走り抜けた。 画像

独立志向の人の方が向いていると私自身は思います。

当社に入社する人は、独立志向の人が向いているかもしれません。
「私は会社に雇用されているのだから、社長は社長らしくやってほしい」ですとか、「役員はこうあるべきだ」というような感覚で入社してしまうと、おそらく続かない気がします。

当社は、束縛されるところがなく、会社なのに会社っぽくないところがいいと思います。もちろん、組織も段階がありますので、もう少し人数が増えてくれば、組織的なことも考えていかなければならないとは思いますが、気持ちの面では、自分ひとりでもやっていけるという人の方が合っていると思います。
私自身は、会社のキャッチフレーズでもある『自己満足でもいいじゃない』という社風が好きです。いい意味で、それぞれ好きなことをやっています。

最先端の技術を活用した支援をしていきたい。

今は、補助金申請など、事業者の皆さまの資金面の支援が事業の中心になっています。もちろん、それ自体は大切なことですし、今後もそこはこれまでどおり伸ばしていきたいと思います。

しかし、補助金の申請に数多く携わってみて感じるのは、申請書が通りやすい事業者は、いずれも革新的で、先を見据えているところだということです。
中長期的には、国が推進している『Society 5.0』、『インダストリー4.0』、『AI』、『IoT』などを、多くの事業者が積極的に取り込み、時代に置いて行かれないようにする、そのような支援ができればいいと思っています。

例えば、補助金の申請書の作成にしても、今は中小企業診断士が一生懸命に申請内容を書いていますが、AIを活用することで、事業者の皆さまにお話しいただいた内容のポイントだけを入力すれば、今と同じレベルの申請書が自動的に作られるような世界にしたいと思っています。
自分たちの仕事がなくなることになるかもしれませんが、これからの時代、むしろそのようにやっていく中小企業診断士が残っていく気がします。

最先端の技術を活用した支援をしていきたい。 画像

私が入社した頃と比べ、多くのノウハウが蓄積されています。

当社は、私が入社した頃と比べ、多くのノウハウが蓄積されてきています。例えば、補助金で成果が出せるようになりたいという方や、経営力向上計画や経営革新計画などの中小企業支援施策に積極的に携わっていきたいという方は、当社に入社すれば、一気にレベルアップすると思います。

以前は苦労していた『ものづくり補助金』も、今では、ほぼ落ちない申請書を作ることができています。どういう観点で事業者の皆さまにヒアリングをして、どういう申請書を作ればいいか、入社された段階からお伝えすることができます。

また、補助金申請などのスキルアップだけでなく、せっかく中小企業診断士が集まっているのですから、さきほどのAIの話ではありませんが、もう少しプラスアルファで何かできないか、一緒に考えていっていただけたらと思っています。

取材日:2020年7月22日

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