INTERVIEW

社員インタビュー

コンサルタント×クリエイターの融合を体現する中小企業診断士を目指して。

宮﨑 敦子

宮﨑 敦子

コンサルタント / ’22年11月入社

中小企業診断士

  • 売上アップの右腕

中小企業診断士としての第一歩

中小企業診断士には2021年8月に登録したのですが、登録したばかりの時は企業内診断士としてIT企業で働いていました。
診断士らしい活動を始めたのは2022年の11月に当社に入社してからになります。診断士としての一歩を踏み出して間もない状況です。

顧客のビジネスニーズを汲み取るために中小企業診断士を目指した

中小企業診断士を取得するきっかけとなったのは、今でいうところのUXデザイナーとして働いていた2008年頃です。Webサイトの改善案を提案する際に、クリエイティブ面のメリット提示だけでは、説得力が弱く、浅い提案になってしまうことに課題を感じていました。クライアントのビジネスニーズに深く踏み込み、改善した結果これだけの収益が生み出せるという数字での根拠を示せるようになりたいと思っていた折りに、同僚から経営やビジネスを総合的に勉強できる中小企業診断士という資格があるということを教えてもらい、スキルアップの手段として中小企業診断士の勉強を始めました。

当初、軽い気持ちで説明を聞きに行った受験予備校での出会いが人生の大きなターニングポイントになりました。説明会を担当してくださった先生が、「中小企業のために働くことは本当に面白い。私にとっては毎日が夏休みだ。」とおっしゃっていたのですが、社会人になって初めてイキイキと楽しそうに仕事をしている大人に出会い強く惹かれ、私も診断士資格を取って、誰かのために役に立ちたい!という想いを強く持ったことを覚えています。

初めて受験したのは2009年で合格したのは2020年です。多忙な業務や出産・育児で中断することもあり非常に時間がかかりましたが、それでも諦めずに続けることができたのは、診断士の勉強自体が面白く、ビジネスパーソンとしてスキルアップしていることを実感できたこと、そして、勉強期間中に出会った診断士の先輩方が専門性を活かして社会貢献する姿に強い憧れを抱くことできたからだと思います。仕事の「手段」として始めた診断士の勉強でしたが、診断士になること自体が人生の「目的」となり、心が折れそうな時もモチベーションとして私自身を支え続けてくれました。

中小企業診断士としての活躍の場を求めて

念願の診断士資格を取得した後、このまま企業内診断士でいるか、独立するか、2年ほど悩みました。色々と情報収集をしていく中で、当社の情報を見つけ、社員全員が診断士資格を持っている会社ということに非常に興味を持ちました。
合格したら診断士と診断士談義で花を咲かせたいなとずっと思っていたのですが、当時は、コロナ禍で会社はリモートワーク、子供も小さかったこともあり、それは叶わず、孤独な状況でした。
そのような中で、「診断士の会社」を探し当て、応募したい想いが沸き起こりました。
しかし、子供がまだ小さかったため先々のことを考えると保守的になり、なかなか決断できずにいました。
最終的に決断した理由は、夫が転職を推してくれたことと、このまま中小企業診断士にならずに死んだら絶対後悔する、という想いからでした。また、「運が開けているときは攻めた方が良い」という知人からのアドバイスも後押しになりました。

年を取るにつれて変化への耐性はどんどん弱くなり、転職するまでは何度も悩みましたが、今は勇気を出して一歩踏み出したことに後悔はないです。本当に楽しく過ごしています。

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診断士資格の活用を考えている方にはど真ん中の会社

当社は、コンサルタント職の社員は全員中小企業診断士であり、まさに診断士資格を活かしたいと考えている方には診断士ど真ん中の会社だと思います。
当社の組織構造は縦のラインと横のラインがあるマトリックス型組織となります。縦のラインは主に業種で分かれており、製造業やDXなどの業種ごとに分かれた4チームがあります。横のラインはサービスです。いわゆる右腕シリーズがこちらにあたります。私は、縦のラインとしては、DXチームに所属し、横のラインとして、「DXの右腕」と「売上アップの右腕」に所属しています。

「売上アップの右腕」では、前職までの経験を活かしてWebサイトのコンバージョンを上げて売上を増やす提案をしています。現在、無料でWebサイトを診断する新しいサービスを立ち上げようとしているところです。中小企業の中には、Webサイトを開設したものの、メンテナンスが十分にできておらず、ほったらかしになっている会社が少なくありません。まずは、気軽に現状課題を洗い出すための無料のWeb診断を受けていただき、売上に貢献するWebサイトに改善するご提案ができればと思っております。

私はまだ社歴も浅いため、横のラインとして、2つの右腕のみに所属していますが、もっと多くの右腕に所属している方もいます。縦のラインは、基本的に異動はないのですが、横のラインは自分の経験や興味に応じていつでも参加、変更が可能です。
私も将来的には、横のラインとして他の右腕に所属するなど、どんどん活躍の幅を広げていくつもりです。

非常に柔軟な働き方が可能

当社に入って、まず驚いたのは自由度の高さとフラットな関係性です。
裁量労働制ですので、出勤時間は自由で、リモートワークも盛んに行われており、出勤するかしないかの判断も個人に委ねられています。
私は出勤する場合は、子供を保育園に送迎する必要があるので、その時間を含めると往復4時間程度の通勤時間が必要となります。
リモートワークにすると、この時間がセーブできるので、非常に助かっています。何か分からないことがある時などは、当社はリモートワークの割合は高いのですが、ZoomやSlackなどを使ってチャットですぐに聞ける環境があります。慣れてくれば、リモートワークで支障なく仕事ができます。
チームにもよりますが、私が所属しているDXチームの週次定例は、基本的にはメンバー全員が出社して定例に参加しています。
それ以外にも、直接上司や先輩方に指導を受けたいときは、出勤すれば皆、親切に教えてくださいますので、診断士業務未経験者でも不安なく業務に取り組むことができます。社長の平阪にも気軽にコミュニケーションを取ることができます。多忙な中、直接、新サービスの相談やディスカッションへの同席にも応じていただけるなど、中小企業のニーズや課題について豊富な知見を交えて直接お伺いでき、大変勉強になります。

社員の年齢層は比較的高めで、ほとんどの社員は40代以上です。社会人経験の長い方たちで構成される集団なので、ある程度自由度を高めた組織運営を行なっても問題が生じないのかもしれませんね。

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中小企業の社長とのやり取りを初めて経験

まだ入社間もないですが、先日、ものづくり補助金の仕事を担当させていただきました。
補助金の事業計画書を作成するのは初めてでしたが、しっかりとしたOJTや社内の勉強会を通じて補助金申請のスキルを身につけることができました。また、社長の平阪やチームリーダーのレビューを直接受けることができ、安心して仕事に取り組むことができました。

補助金の仕事を行う中で、中小企業の社長の悩みや、今後の展望をリアルにお話を聞くことができたことも初めての経験でした。システム開発にかかるものづくり補助金だったので、今までの経験を十分活かすことができましたし、社長の悩みに寄り添い、話をしていく中で、事業の成功に一歩でも近づけることに微力ながらお役に立てたことが嬉しかったです。この経験はきっと私が中小企業診断士でいるうちは忘れないと思います。

父親が小さい町の工場を経営していたこともあり、中小企業では経営が生活に直結しているということをよく理解しています。経営がうまくいかない時は、生活に大きな影響がでるという経験もしていますので、中小企業の社長のお役に少しでも立ちたいなという想いは人一倍強いのかもしれません。

今回、初めての支援の仕事を通して、診断士を目指そうとして訪れた受験予備校で話を聞いた時に強く想った誰かのために仕事をしたいという初心を思い出しました。この気持ちはこれからも忘れずにやっていきたいと思います。

将来の理想像

当社ではT字型人材という言葉をよく使うのですが、横棒は中小企業診断士として最低限押さえておくべき共通の知識や経験を意味し、縦棒はそれぞれの専門領域を意味します。
横棒については、業務と通して勉強しながら身につけていきます。また、縦棒について、どれだけ深く専門領域を深化させていくかというところについて力を入れていきたいと考えています。現在はDXという縦棒がありますが、今後、海外進出支援や事業承継など3つくらいの縦棒を持ち、自分の独自性を構築したいと思っています。その3本が織りなす三角形の面積を大きくできるようなイメージでキャリアを構築していきたいと思っています。
そうすることで10年後くらいには、毎日楽しくワクワクしながら仕事をして、毎日が夏休みだといえるような状態になれば良いなと思っています。

当社の良いところは、皆、「中小企業のために」という共通のマインドを持っているところです。皆が保有するスキルはバラバラなのですが、お互いに自分のないところを認め合う風土があります。向上心旺盛な方も多いので、刺激を受けることも多いです。

独占業務がないというのが診断士の特徴ですが、だからこそ自分の強みとやり方次第で可能性が広がる資格です。20年以上働いてきたIT業界を初めて飛び出してみて、これまでは同じようなスキルや考え方の人たちに囲まれていて気づけなかった強みに気づくことができました。当社が標榜する「コンサルタント×クリエイターの融合」にも呼応しますが、これまでの経験で培ったUI改善と、経営コンサルタントとしての提案力を融合し、提供する付加価値を大きくしていければと思っています。

もし、転職を迷っている方がいれば、ぜひ一歩を踏み出していただきたいです。

取材日:2023年2月16日

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